剱岳 点の記を観て
えー、
ココから先の文章は父がTITLEの映画を観ての感想です。
了承を得て掲載してます。
評判の「剱岳 点の記」を観た。
その前にテレビで、
現場でのカメラ映像第一主義を貫いた監督の製作苦労話を聞いていたので、
どういう作品になっているのか楽しみにしていた。
とにかく何より山岳映像が美しい。
そしてドラマで織りなされる人間像。
民間(日本山岳会)には負けられないという陸軍のコケンにこだわる軍人、
多くの人に危険を冒させてまで、
地図を作成する意義に迷いを感じ始める陸軍測量部の文官測量技師、
最新の洋式機材と登山技術によって剣岳初登頂をめざす日本山岳会登山家グループ、
人間を拒む剣岳の神聖(死の山としての信仰)を守りたい地元の人たち、
登りたい人に目的を達成させるよう全力を尽くすのが自分の使命だと自覚し、
それを自負する地元山案内人、
さらにそのような俗世界を超越して自然に帰依する行者。
剣岳とその周辺の大自然の中での人間それぞれの営みが厳しく、
美しく描かれる。
200数十日も現地に入り、
カメラ映像のみを使う映画作りに徹した作品の迫力。
剱岳の山稜、
岩場、
雪渓はもちろん、
周辺に連なる立山連峰の山々、
はるか170キロ先(帰宅して地図で計測)の富士山、
そして里の四季の移ろい、雲海に昇り、入る太陽、
一転の吹雪や豪雨。
全員が雪崩にのまれるシーン。
これはさすがに人工的に起こした雪崩だそうだが、
迫真の情景だ。
ドラマの中でも全員が無事脱出できたのは奇跡的である。
どのシーンの撮影かでスタッフの一人が怪我をし、
いまだ入院中とのこと。
その程度の被害でよく収まったと思う。
ついに測量隊による初登頂の成功、
しかし、
頂上での思いがけない物の発見、
それに対する陸軍の反応。
まことに興味深い結末である。
これが単なるドラマではなく歴史的事実ならますます面白い。
↑までが父の文章です。
両親は帰宅後、
地図を広げて登山ROUTEをCHECKしてました。
自分たちも一緒に登山している気分だったとも言ってました。
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